最強兵器 2006 3 26

 21世紀は、イスラムの時代となるかもしれません。
「現在、イスラム教徒は、世界人口の4分の1」と聞いたことがあります。
これが、やがて、世界人口の3分の1になっていくでしょう。
イスラム圏においては、出生率が高いからです。
 同じような話は、アメリカでも、あるでしょう。
もしかすると、アメリカでは、黒人の大統領よりも、
ヒスパニック系の大統領が誕生する確率が高いかもしれません。
 アメリカでは、ヒスパニック系の出生率が高く、
やがて、ヒスパニック系が、アメリカ社会の多数派となっていくでしょう。
 これらの点を考えれば、
「子供を増やした方が勝ち」と言ってよいでしょう。
つまり、最強兵器とは、軍事的な兵器ではなく、出生率と言えるでしょう。
 現在、世界は、民主主義が主流ですので、なおさら、そう言えるでしょう。
民主主義は多数決であり、最終的に、多数派が勝つのです。
それは、国連など、国際機関においても、そうなっていくでしょう。
 出生率が低い民族や国家は、今後の「世界」において、少数派となるでしょう。
ここ数世紀、白人優位の時代が続いてきましたが、やがて、それも終わるでしょう。
それは、白人の出生率が低いからです。
 今のところ、出生率は、「貧者の兵器」と言えるかもしれませんが、
やがて、それが、威力を発揮する時が来るでしょう。
 20世紀後半の経済大国、日本。
その日本の繁栄は、日本の人口増加と重なる部分が多かったと思います。
江戸時代の日本は、今と比べれば、かなり人口が少なかった。
(注意)
 冒頭で、「21世紀は、イスラムの時代となるかもしれません」と書きましたが、
これには、前提条件があります。
 それは、イスラム圏において、天変地異が起きないことが前提条件です。
インドネシア・スマトラ島沖地震のような巨大地震が、頻発すると、
こうした予想は外れます。




























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